【事例紹介】悩むのがすきなSさん

【悩み事の9割は人間関係です】

昨日、悩み事が尽きないお客さんのSさんが来ました。


Sさん「新人が入ってきて、もう大変なんですぅ~」

あたし「どう大変なの?」



Sさん「返事がね、はーいって言うんです。何を言ってもはーいはーいって言って、どれだけ返事は、はいって言うのよってみんなで教えても変わらないんです。今時の子ってそうなんでしょうか?人に返事するのにはーいとかありえません。」


あたし「あはは、それはさぁ、はいとはーいが違うって言われていることが分からないから言えないでしょ。あたし達だって若いころは今時の子は・・って言われてきたのよ。古代の壁画にも今時のわかもんはって書いてあるくらいなんやから。」



Sさん「え~~~~~そうなんですか!?」

あたし「ハーイって言って困るのは上司でしょ、あなたたちじゃないじゃない。」



Sさん「でも、指導しろって言われて、あたしが言うと怖いからってほかの人が教えてるんです。」

あたし「ほかの人が教えてんなら、気が楽でいいじゃん!」



Sさん「でも、あたし怖くないのに(しょんぼり)」

あたし「え?教えたいの?教えたくないの?本当にSさんって悩み事が大好きなのね。趣味なんだ~」



Sさん「え~~趣味って読書とか旅行とかじゃないんですか~あたし趣味がないから悩んでいたのに。あたし寝る事が好きだから寝るのが趣味って言ったら、そんなの趣味じゃないいていわれたんです。あたしおかしいですか?」


あたし「え~~寝るのが趣味な人いっぱいいるよ!もしあたしが、寝るのが趣味なんておかしい!って言われたらえぇえええ!?寝るのたのしーですよ~~~~あなた寢るの楽しくないんですか?って教えてあげるけど(笑)」




Sさん「そ、そうなんですか!?とにかく、その新人の事でみんなで相談したんですが、あいつは馬鹿だからどうしようもないとか言う同僚まで出てきて(涙)」


あたし「それじゃあさぁ、上司にこういえば?はいと、はーいの違いを教えてみていろいろ試してみたんですが、どうにも理解してくれないんです。どうやって教えればいいと思いますか?って。だって、上司が困るんだから、聞けばいいじゃない。」




Sさん「そ、それもそうですね。ちゃんと教えてできるようにさせないと!って思ってて、そんな事聞くなんて思いつきませんでした・・・」


あたし「上司にはね、ちゃんと実行して出来なかったことは報告・連絡・相談って決まってんのよ!」

Sさん「わ、わかりました。」



あたし「はい、お顔きれーになったよ!じゃあ、つぎは来月ね!」

Sさん「ありがとうございました!」



あたし「はーい、またね~」

Sさんはにこにこして帰り支度をしています。



あたし「ねぇ」

Sさん「はい?」



あたし「あたし今、はーいって言ったんだけど(笑)」

Sさん「・・・・・ほんとだ!!!!!!!(驚愕している)」

あたし「あはははは~」



人はいっろいろな固定観念の中で生きてます。


「上司には結果が出てから報告する」とか

「ハーイって言っちゃいけない」とか

「寝る事が趣味ではいけない」とか(笑)



それが、自分を生きにくくしているのも気が付かないでいたら、ちょっぴりしんどいでしょー


あなたが、とっても真面目で、長女で、きちんと生きているのなら、すこーーーーーしだけ、ほんのしこーーーしだけ常識を外してみたら、パッっと目の前が開けるかもしれません。


縛られているのは、あなたの心です。

そして、自分が変わるのが面倒だから、相手を常識がないと言って人を変えようとするんです。



せっかく春が来て、お洋服も軽い明るい色になるんだから、あなたの心も常識外して軽く明るくしてみましょう~


きっと今よりもっとたのしー人生が待ってますよ~