【好きな人とだけ生きる事は可能なのか?】
よく「好きな事で、好きな人たちだけに囲まれてお仕事しましょう」って言われます。
もうそんなの流行らへんかな
いや、ちょっと前までは流行ってたよな・・
それとか、「お客さんは選びましょう」とか「合わないお客さんに合わせる必要はない」とか
それってね、「へりくだるな」って言う意味ならそれもそうやと思います。
でもさー好きな人とだけ生きていたいなんて思う人と、あたしは関わりたくないよなって思ってます。
そういう「好き」の基準って「自分の価値観に合わせてくれるのが当然」という「好き」でからです。
あたしがAさんの価値観やBさんの価値観やCさんの価値観すべてに合わすことは不可能です。
Aさんが自分が好きな人とだけ関わっていたら、あたしはAさんと関わろうと思っても切られるかもしれません
じゃあ、どんな嫌いな人とも妥協して合わせて生きてくのがいいのか?ってゆーと、それも違うと思います。
あたしの考える「好きな人とだけ生きていこう」という意味は
自分と関わる人は全部好きになるっていう「好き」です。
そんで、自分と関わらない人は、好きでも嫌いでもなくって、どーでもええと思っています。
あたしと関わらへん人が人でなしでも、ろくでなしでも、どーでもええんです。
たくさんの人と話していて、人生が苦しい人とか辛い人って、ひとのことをどーでもええって思えなくって苦しんでるような気がします。
そりゃあさぁ、とことん嫌いな人と関わることもあるでしょ。
そんな時には、自分と関わっている間は好きになります。
そんなん出来ないって!!って声を大にして叫んだあなた。
あなたがそんなこと出来ても出来なくても、この先あたしと関わることがあるのなら、あたしはあなたのことを好きになります。
いっつもかっつも、きれーごとばっか言ってるあたしですが、今日は究極にきれいごとに聞こえることを言います。
あたしは、どんなに悪口を言うお客さんでも好きだし、どんなに行動しない生徒でも好きです。
だってどんな人でも、今のあたしに関わってあたしに何らかの影響を与えてくれてる人だから。
あたし達の人生はバラエティに富んでいます。
泣いたりわめいたり、苦しんだりするから、喜んだり感激したり大好きになったりするんです。
泣いたりわめいたり苦しませてくれる人がいるから、それ乗り越えて「あぁ生きててよかったな」って思えるんです。
泣かせてくれたりわめかせてくれたり苦しませてくれる人があたしの人生の悪役を買って出てくれているから、あたしはちょこっとづつでも成長できるんです。
だから、あたしは今の自分に関わる人はみんな好きだし、好きな人に囲まれて生きてます(きっぱり)